麻雀雑学

嘘?ホント?巷にはびこる麻雀格言

麻雀界には思わず「それホント??」と言ってしまうような麻雀格言が多く存在します。

今回はそんな格言の由来やら信憑性について語っていきたいと思います。

【早いリーチはイースーソー】信憑性☆☆☆☆★

リアル麻雀を打ったことある人なら一度は聞いたことがあるのでは無いでしょうか?面子の誰かがどこかで仕入れて来て思わず披露したくなっちゃう格言がこいつです。

この格言に関しては由来とされているものを2つ紹介します。

①早いリーチってことは好形でしょ?

早いリーチを打ってくるって事は良い待ち!といういかにも昔の赤なしナシナシルールでの経験な豊富なおじさまがたが考えそうな事ですね。とはいえ良い待ちなんて他にもたくさんあるのに何故「イースーソー」にフォーカスが当たったのか?という疑問は払拭できません。

②早いリーチは急いでる・・いそいでる・・・いそいで・・イーソー!

なんかゴー☆ジャスみたいになってしまいましたが、このダジャレ説もあります。個人的にはこっちの方がしっくり来てますね。

麻雀を打ちながらしょうもない事を言うのは麻雀打ちあるあるなのでそこから波及したのでは無いかと考えられます。だとしても一番最初に何気なく言った人もまさかここまで全国区になるなんて事は思わんかったでしょうに。

【単騎は西で待て】信憑性☆☆★★★

こちらの格言も方々で聞くことがあります。

西は場風になることも少ないですし、単騎牌としては待ちごろな牌です。字牌が2種選べたら戦術的に「西」を選ぶシーンも多いのでは無いでしょうか?

とはいえ、この格言は広く知られているもののディフェンス面で「この格言があるから西はケアしなきゃ・・・」とならないところもこの戦術があまり信頼されていないと言う事実の後押しになっちゃってるかもしれません。

【南カンに和了目なし】信憑性☆☆☆☆★

この格言の元ネタはおそらくしっかりダジャレだと思います。南のカン→ナンカン→難関(和了るのが難しい)といった感じです。

その南がドラとかダブ南なら警戒されて和了率は下がるかもしれませんが、そんなのどの牌でも言えることなので当たり前に気にすることは無いです。

【入り目は二度来る】信憑性☆☆☆★★

個人的にそこそこ信憑性はあるのではと思っているのがこの格言です。

理由としては一向聴で埋まりやすい方(埋まった方)は山に多くあるから先に埋まることの方が多いからです。山に多く残ってると言うことは聴牌した後に持ってくる可能性は高いのでは無いでしょうか?

どこかの誰かが「七対子は持ってきた牌で待て」とか言ってた気がしますがそれもこの理論を使われているのかもしれませんね。

とはいえ、二度受けを強く推奨するものではありませんのでその点はご注意いただければと思います。

ここまでが昭和〜平成までを闊歩してきた麻雀の格言です。いかがだったでしょうか?

最近ではネット麻雀も普及してきて膨大なデータを簡単に収集できるようになりました。そんな中で生まれた【令和の格言】とでも呼べるものをこれから二つご紹介します。

これらの格言はデータや統計学に基づいて作られたもので信憑性でいうと上記の格言とは段違いです。自身の麻雀戦術の引き出しとしてご活用いただければと思います。

【2局連続同じ待ちはない理論】信憑性★★★★★

麻雀の待ちの種類って一体何通りあるのでしょうか?

単騎待ちだけとっても牌の種類(34種類)ありますし、リャンメン待ち、シャンポン待ちなどを含めたらその種類は"億"に迫るのではないでしょうか?

そんな膨大なパターンの待ちの種類から二局連続同じ待ちが選択される可能性は天文学的確率、無から地球が生まれる可能性に匹敵するものだと考えます。

以上のことから前局の当たり牌だったものは今やってる局では安全度がバカあがりです。

※さっきは単騎、今回はリャンメンで当たったけど!?というクレームは受け付けません。それは別の待ちとして扱ってください。

万が一、同じ形で2局連続放銃してしまった場合は「逆に幸運」と言うことを噛み締めて笑顔で点棒を払いましょう。

【危険すぎて通る理論】 信憑性★★★★★

麻雀を打ってて「この牌を通せたら勝てるかもしれないけど、危険すぎて切れないょ。。。」と、独自の読みを働かせ、押すことをためらい、実際は通っていて和了のがしをしたことがあるよって人も多いのではないのでしょうか?

②-⑤の筋だけ通っていない状態で⑤を掴み最悪と撤退している雀士をよく見かけますが、その撤退は本当に正しいのか?

答えは「否」です。そんな⑤は通ります!

筋の話をするとリャンメンの数は全部で18通り(筋6種類✖️牌の種類3種類)

一旦別のゲームとして考えましょう。私が1〜18の数字をランダムに思い浮かべるのでそれを当ててください。思い浮かべた数字は変える事なくあなたの答えに「はい」か「いいえ」で答えます。といったゲームをしたときに大体何回目で当たりそうですか?

運よく一発で当てる人もいるでしょうが、大体は6〜12回くらいで当たるのではないでしょうか?

17回連続で外す確率なんてのは現在の科学では証明できませんが、そらもうすごい確率なわけです。

で、冒頭の②-⑤だけ通っていない状態で〜の件に戻るのですが、そもそも相手の待ちがリャンメンならこんな状況は起こらないわけです。

すなわち今回のケースだと待ちは「愚形」と言う事です。なら⑤を押して勝機があるなら軽く押せちゃいますね。

オープンリーチでもない限り相手の待ちを特定するのは不可能です。なら、いくら危険に見えてもこちらの手が価値があるなら怯えずプッシュしましょうぜ!

・・・の言い訳の為の格言です。

今回載せれなかった麻雀の格言があるよ!って人はコメントに書き込んでってください!!

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