
雀荘の面接の前にこのページに辿り着くことができた慎重派のそこのあなたに朗報!
この記事では雀荘スタッフに【向いてる人】【向いていない人】についてまとめております。
私も今まで雀荘店の店員として多くのアルバイトや新入社員を見てきました。
面接も数多くこなしてきましたし、今となっては面接時に「あぁ、この子は続くだろうな。」「すぐ辞めちゃうんだろうな。」というのがざっくり分かるようになってしまいました。
そんな私の経験を元に、雀荘のスタッフの素質(大袈裟か?)がある人、ない人をまとめてみますので自分はどっちに当てはまるのかというものを認識してもらえればと思います。
雀荘の面接について
まず前提として、麻雀店の面接はかなり受かりやすいものであると思います。
1つ目の理由としては「慢性的な人員不足」というものがあります。
誰でも彼でも雇えるわけではなく、また入れ替わりも激しいことから多くの雀荘は人不足に悩まされていることが多いと思います。
なので男性の場合は「麻雀が打てる」だけでかなりの高確率で採用されると思います。
一方女性は「麻雀が打てなく」ても、愛嬌が良ければそれだけで採用ってパターンも見受けられますね。
で二つ目の理由が少し闇が深いのですがスタッフ=良いお客さま理論というものがあります。
雀荘は1半荘毎にゲーム代金をそれぞれの卓から徴収し、それがお店の売上のメインになっていますが、その卓にスタッフが入っていればスタッフからゲーム代金を徴収している事になります。
この支払う料金の事を「ゲーム代金」と呼びます。
ここからはお店によって違うのですがスタッフが払うこのゲーム代金の仕組みは入社する前に確認しておいた方が良いかもしれません。
スタッフのゲーム代金の仕組みは数パターンありますのでご紹介します。
①ゲーム代金フルバック
こちらは、一旦は他のお客様同様お店にゲーム代金を支払いますが、月刊で打った本数を管理して給料に支払ったゲーム代金を上乗せしてもらえるというものです。
②ゲーム代金ハーフバック
フルバックと違い、支払ったゲーム代金の半分が給料に上乗せしてもらえるというものです。
③ゲームバックなし
「は?甘えんなよ」って感じです。ゲームバックなんてものは無いお店もあります。
一方で麻雀でいくら買っても負けても給料に変動はありません(麻雀の勝ち負けは店もち)ってお店もあるみたいなので、そういうお店もゲームバックはなし、と言う事になりますね。
ですのでお店の方針が②や③だった場合はスタッフが入ればお店の売上になる事が多いです。
オーナーが卓に入ったりゲーム代金フルバックの社員が入ったりだと利益にはつながらないのでアルバイトが麻雀を打ってくれると言うことはお店にとってもありがたいことなのです。
これがスタッフ=良いお客様理論です(ほん怖)。
なので面接に遅刻するとか、面接時の受け答えに致命的な欠陥がなければ大体採用されるもんだと思って大丈夫です。
雀荘スタッフに向いている人の特徴
これは1つ、めちゃめちゃシンプルで「麻雀が好き」ということです。
そもそも麻雀が好きでなければ雀荘で働こうなどと思わないわけで、雀荘で働いてみたいな〜と感じた時点で究極全員向いてるってことになります。
あと女性の場合「チヤホヤされたい」願望がある人もかなり向いてます。
だってかなりチヤホヤされるから。
女流プロや女性のお客様が増えてきているとはいえ、お店のプレイヤーの90%は男性です。
まだまだ女性が麻雀を打つってだけでチヤホヤされる時代なわけで、ちょっとしたアイドル気分を味わえる事になるでしょう。
雀荘スタッフに向いていない人の特徴
先ほどの話だとほぼほぼ全員がいけるじゃん!?となったかもしれませんが、ここでどういった人がふるいにかけられて辞めていくのか、向いていない人の特徴を挙げたいと思います。
①お金を稼ぎたい
「仕事するんだからお金を稼ぎたいのは当たり前じゃない?」そんな考えの人は少しストップした方が良いかもです。
先ほど説明した「ゲーム代金」も払わないといけなかったり、麻雀で負けた分は給料から引かれるパターンがほとんどです。
時給1,000円で100時間働いても給料がしっかり100,000円出るなんてことはほとんどありません。
正味70,000円残ればやったぜ!くらいの認識です。
0円の時だってあるでしょう。
麻雀で勝ったら給料も増えて最高の仕事じゃん!?
それはその通りなのですが、勝ち切るって事はかーなーりー難しいってことは認識しておいてくださいね。
②知らない人と喋るのが苦手
麻雀店のスタッフはサービス業・接客業に分類されます。
しかも私の見解では接客業の中でもかなり特殊で難易度の高い仕事です。
お客様をゲームで倒してお金を巻き上げるんですから、そう考えればなかなかハードな仕事だと言うことは分かるのでは無いでしょうか?
ただ、お客様もある程度はわかっているわけで特にスタッフに負けたからクレームを出すって事が頻出するわけでも無いですが、お客様目線で「どんなスタッフ」に負けたいかって事が争点になってきます。
極端な例で言うと「麻雀が強くて喋りが上手い」スタッフか「麻雀が拙くて一言も喋らないスタッフ」がいて、どちらに負けた方がよりお客様のストレスになるかと言う事です。
そして、そのストレスは自分に向けられることが多いというのも事実です。
まぁ冷たくあしらわれたり、直接「君とは打ちたくない」と言われたりすることもままあります。
自分からしたら黙って麻雀打ってただけやのになんでやねん、となるかもしれませんがお客様からみたらそれが問題なのです。
対局中ずっとぺちゃくちゃ喋ってろってわけではなく、最低限の笑顔での返しや会話の返しができないって人は雀荘のスタッフには向いていないと思います。
一方で、人と喋るのは好きじゃ無いけど仕事だからやるぜ?って人は大丈夫。私の知る限りでは半分くらいのよく喋るスタッフは本当は知らない人と喋るのが苦手というシャイなあんちくしょうが多いのもまた事実です。
雀荘スタッフが向いていない項目に当てはまった人は回れ右!
・お金を稼ぎたい
・知らない人と喋るのが苦手
これらの条件に当てはまってしまった人は雀荘スタッフは正直おすすめしません。雀荘にはお客様として通うことをおすすめします。
じゃあ結局どんな人が雀荘スタッフに向いてんのか?と言う話ですけど、言葉を選ぶと
麻雀が好きなアホ
が向いてるって事ですね。